Ultimate Rondo

アトリエシリーズとゲーム音楽とその他いろいろ

霜月はるか10thソロライブside RED参加レポ

霜月はるかさん10thライブ、第2公演目のside REDに参加してきました!

side GREENの参加レポはこちら。

霜月はるか10thソロライブside GREEN参加レポ - Ultimate Rondo

今回の会場は新宿BLAZE。昨年のなないろスコアライブと同じ会場ですね。

オールスタンディングで、前よりも客席の詰め詰め度が増したような気がします…とても盛り上がったライブでした!

以下は霜月さんのツイート。人が多い。私もいるはずなんですがどれだか全然分かりません。

セットリスト

  1. Fractale Sequence
  2. SilentFlame
  3. Kaleidoscope
  4. こんな春の空を
  5. 風の理
  6. smile link
  7. Thanks a lot.
  8. 想いのカナタ
  9. 恋獄
  10. 瑠璃の鳥
  11. ソレノイド
  12. Star map
  13. 追憶の破片
  14. 最愛
  15. Re:Call
  16. 箱庭ロジック
  17. a little more
  18. ひまわり
    • 以下、アンコール
  19. Loop Breaker
  20. なないろスコア
  21. Melody Line

感想

今回はPCゲーム(おそらくほとんどがR-18の恋愛ゲーム)の曲ということで、ゲーム自体は馴染みがなかったものの、ベストアルバムを聴いててもとにかく良い曲が多い!

霜月さんとバンドメンバーのパフォーマンスはもちろんのこと、お客さんの掛け声やライトの振りに一体感があって、まだまだ新参者の自分は「これも10年間の重みなのか…」と思ったわけでした。

以下、特に好きな曲、印象的だった曲の感想を。

  • Kaleidoscope

イントロの「Foo!Foo!Foo!」にビックリ。これが訓練されたギルドメンバーか…サビで霜月さんの手に合わせてライトをくるくるするのも楽しかったです。

  • こんな春の空を

今回のベストアルバムで好きな曲No. 2!ピンク?薄紫?のサインライトがとても曲に合ってました。この色はこの曲のためにあったのか…と思うくらいに。

  • smile link

イントロで霜月さんが踊り出してビックリ!振り付け(しかもけっこう本格的)なんてあったんですね…。

  • 最愛

今回のベストアルバムで好きな曲No. 1!聴きたかった!とても良かったです…。

この曲、ピアノがすごく良い味出してると思うんですよ…最後のサビでピアノが荒ぶるところはキーボーディストさんをガン見してましたwバンド演奏もとても良かった…本当にありがとうございます。

最愛に続けてこの曲を…いや破壊力高いです。サビ前の時計タイムで、これまた皆のライトがぴたっと止まるんですよね。あの空気が最高でした。

  • 箱庭ロジック
  • a little more

泣かせる曲のあとはアップテンポゾーン!箱庭ロジックは生バンドならではの迫力があってとても格好良かった!

a little moreはBメロで「ウォー、ハイ!」どっから始まったんだこれw

  • ひまわり

事前にFMCで言ってたので予習をしていきました。"ファ#ーシラソ#ー"って臨時記号が付く感じのとこが難しかったです…

  • Loop Breaker

アンコール1発目はアルバム新曲!少し切ない感じではありますが、ライブで盛り上がる曲ですねー。

  • なないろスコア

まさかの頭上を飛び交う巨大風船。サインライトをラケットにする人多すぎw「青色どこいったー?」「割れたよー」笑うしかない。

  • Melody Line

やっぱり最後はこの曲!やっぱり良いですねー。ここで終わりじゃない、まだまだ続いていくんだ、という感じの終わり方が大好きです。

最後に

…というわけで、3ヶ月連続ライブも早いものであと1公演。side BLUEも楽しむよー!全曲楽しみだけど、特に「緋色の薔薇」がとても好きなので期待しています。

よるのないくにダメージ計算式考察

検証途中ですが、ひとまず現在の進捗をメモ。

  • 現状アーナスの与ダメのみ検証。
  • 多分に推測を含みます。
  • 主にバフ・デバフ関連に、検証できてない要素多々あり。
  • たまに計算が合いません…

データ類

整理してないので読みづらいですが一応公開しておきます。

よるのないくに検証 - Google スプレッドシート

推定計算式

int[ 攻撃種別倍率 * (2 * Lv + ATK * ATK倍率 + 威力値増加) ] - int[ DEF * 3/4 ] + 固定ダメ増加
  • intは「小数点以下切り捨て」。
  • クリティカルの場合は1.5を掛けて切り上げの模様。ただし1は2にならない?細かい所は未調査。
  • 炎弱点を突いた場合は2倍。

攻撃種別倍率

攻撃の種類によって決められる倍率です。例えば

  • 剣の弱攻撃(フィニッシュ以外)は1
  • 短剣の弱攻撃(フィニッシュ以外)は0.82

などなど。調べられた範囲で上記スプレッドシートに載せています。武器によっては多段ヒットの各ヒットごとに違ったりしてややこしい…

Lv

攻撃側のレベルです。アーナスなら1~11。

ATK, DEF

攻撃側のATKと被攻撃側のDEFです。

ATKに関しては、昼行動(例えばATK増加・中で+10。ステータスで確認可能)や神鉄の刀などの効果(神鉄は+100、狂戦士の斧は+15。表記はパーセンテージですが実測すると実数値でした)などにより変動。

DEFに関しては全般的に未調査。

ATK倍率

確認できている限りでは昼行動の「○○(武器名)攻撃力増加」が該当。

短剣しか調べていませんが、デフォルトが1で、効果が1つ乗るたびに0.1加算されました。

威力値増加

アーナスのスキルによるもの。剣の特殊攻撃が5で、短剣の強攻撃(連携によって乗るヒットと乗らないヒットあり)が25。

5とか25とかの数値だけは攻略本に載っているので、式中でハマるところを探しました。

固定ダメ増加

シーサーペントの歯やハヴェルハンマーなど。

例外

  • 主に防御力の高い敵相手で、固定ダメージ増加以外の結果が基準値以下(基準値は0?)になると、以下のダメージ値になる。
    • 固定ダメージ増加がある場合はその値
    • 固定ダメージ増加がない場合は1
  • カルキノス系の敵に対する炎属性でない攻撃はダメージ1。固定ダメージも乗せられない。

未検証項目

キリがないので有用そうなものだけ。

  • 出血状態におけるDEF減少量
  • ドロップするATK一時上昇アイテムの効果量
  • 変身状態での攻撃の攻撃種別倍率
  • イフリータのバーストによるATK上昇効果
  • 従魔が属性攻撃上昇を持っていた時の計算式への掛かり方

よるのないくに 感想記事

まだまだやりたいことはたくさんありますが、良いゲームです。正確には私好みというべきか。世界観やキャラ(特に従魔)のフレーバー、独自やり込みの余地がある戦闘・育成システム、作業感、秀逸な音楽など、私がゲームに重視する要素に良いところがたくさんあります。

反面、粗削りな部分、説明・調整不足な部分も多いです。シナリオで回収されない伏線、インターフェースの細かな不便などが目につきます。

様々な場所で渦巻いている論調とはだいぶ違うものになるでしょうが、私はクリエイターに敬意を表して「良いところは全力でほめる、いまいちなところは叩くんじゃなくこれから頑張ってほしいと書く」だけのことです。私はガストが大好きですがガスト信者ではないので、過度に持ち上げたりはしていない、はず。

以下色々書いていきます。 ネタバレは自重しないのでご注意を。

ストーリー

一言で言うと「世界観を楽しめる」ストーリーです。青い血によって汚された世界や、聖女・教皇庁といういかにも黒いシステム。人間・邪妖・妖魔・半妖・従魔と、立場の違う生き物たちなど。従魔の特殊言語も非常にいい味を出しています。

図鑑の用語説明を見ていると、ファンタジーな世界ながら案外造語が少ないなと思います。キーワードは字面でなんとなく意味が分かるものがほとんどです(初見でなんだそれと思ったカタカナ語はロジエクロックとミラダくらい?)。独自カタカナ語に頼りすぎてないのは好ポイント。

シナリオは、メインであるアーナス・リュリュの話も、各サブキャラの物語も、ダイジェスト版といった感じ。印象的なシーンや物語が大きく動くシーンを見せて、章と章の間は好きに想像して補完してください、というスタンスに見えます。サブシナリオはそれで良いと思いますがメインシナリオはもっと過程が描かれてもよかったかな。地味なシーンになりがちだけど、プレイヤーを置いてけぼりにしないための大事な1コマだと思います。

私は「ストーリー=世界観+シナリオ」だと思っていますが、このゲームのストーリーは世界観にほぼ全てのウェイトを振っている印象。そういうゲーム、私は好きですよ。

キャラクター

キャラたちはそれぞれ謎めいた要素を持っていますが、シナリオと同じく「細かいところは想像してね」な感じです。クリスの声、ロイドや教授の過去、各シーンでの黒猫の挙動など、多くの要素に説明が与えられません(私の知る限り)。キャラについては、私はそれでも良いと思います。ただ推理小説のように伏線をしっかり回収してほしいという人も多いでしょう。そういう人の期待には応えられてないかなと思います。

そして従魔。本当にキャラが立っていて皆かわいいです。特に最初からいるラウネーは、システムの説明役とともに「従魔ってこんな奴なんだよ」っていうのを体現してくれます。かわいい。戦闘中もめっちゃ喋ります。かわいい。

ホテルで従魔に話しかけると、従魔が邪妖や妖魔や人間をどう思っているかや、世界観の理解を助けることをいっぱい喋ってくれます。「美少女従魔RPG」と銘打つだけあって、従魔がゲーム全体で持つ役割が、想像していたよりも多かったです。

全体的に声優さんの演技がすごく良いです。一番好きなのはラスボス戦突入時の2人のボイス。あと、クリスとか絶対難しいよね。

戦闘・育成

ゲームバランス調整という意味ではかなり大味。「めちゃ強い」要素がいくつかあって、それらを使うかどうかで難易度がかなり変わります。具体的にはヨルドとかナイトメアフォームとかスティールハデスとか。

でも育成をがんばれば好きな武器・好きな従魔でもボスに勝てるし、ボスの行動はボイスやモーションや音などでだいたい識別出来るので賢く対応して低ステータスで勝つこともできるし、色んな戦法で攻略できます

装備の吟味や従魔育成のシステムなど、縛りややり込みができる下地もあります。大味の強さを追求してTAや大ダメージをやるもよし、逆に強い要素を縛って戦略的なプレイを追求するもよし。

戦闘に関連して、戦闘中のカメラワークという点では残念でした。単純にもっとロングにしたいのと、ロング状態で固定したいです。それだけで相当改善されると思います。

音楽

とにかく素晴らしいです。

アトリエでも発揮されている作曲者さんそれぞれの個性が今回も存分に発揮されていて、安心と信頼のガストサウンドを展開しつつ、曲調はアトリエと全然違うのですごく新鮮な感じがします。

世界観に合わせて、歌劇・クラシック・中世西洋のようなイメージがふんだんに盛り込まれている印象。また今回はシームレスなアクションRPGなので、各マップの曲は、その場所を特徴付ける曲でもあり通常戦闘曲でもあります。そういったゲームの性質の違いも、曲の新鮮な雰囲気の要因かもしれません。

ガスト作品の中でも音楽は特に好きな要素だからこそ、アンケートとかでも色々要望を書いていきたいのですが…毎度毎度文句の付けどころがなくて困っています。強いて言うならライブやってください。

インターフェース・操作性・細かいシステム

細かい不満が多いですが、完璧に仕上げるのも難しい分野なので…色んな意見を受けて、今後の作品で1つ1つ工夫や改善があるといいなと思います。

良かったので継続してほしい点は、

  • 拾ったアイテムを帰還時に即売れる(これすごく嬉しい)
  • 装備のソートが能力値ごと、番号(種類)ごとにできる
    • 欲を言えば2重ソートしたい。ATKソート→番号ソートで特定アイテムのATK高いものを見るとか★
  • いつでもどこでも帰還可能(地味だけど大事)

改善されるといいなと思う点は、

  • ホテルの中はショトカが欲しい★
  • サイモンさんころころ移動しないで欲しい
  • 装備枠250個じゃ足りない
  • 装備の種類ごとのクラスタリングが欲しい★
  • 移動や会話の○ボタンが誤爆して無駄必殺が出る
  • リザルトが長い
  • 何故ボスのステータスを隠すのか
  • 図鑑にアイテムの入手場所があると親切★
  • 外出先でも装備変えたい

…とか。特に★つけたやつは是非アトリエからもらいましょう。

おわりに

思うままにざーっと書きましたが、まだまだ遊び尽くせていない部分もあるので、「よるのないくに」これからも楽しんでいきたいと思います!11月のアトリエ新作、そして今後も作られるかもしれない(?)ガスト作アクションRPGも楽しみにしています。

「よるのないくに」はちょっとシリーズ化しづらい作品だと思うけど、今回の開発ノウハウを活かして、ガストちゃんにはこれからもアクションRPG作って欲しいなあ。

霜月はるか10thソロライブside GREEN参加レポ

霜月はるか 10th Anniversary Solo Live "Melody Line"~side GREEN~」に参加してきました!

会場はZepp Divercity。お台場には久しぶりに行きました。ガンダムがいるところですね。

side RED, BLUEと共通の演出になりそうなところも書くので、ネタバレとかその辺だけご注意を。

セットリスト

ツイッターに載せられていたものをお借りします!(曲目は自分でも覚えてるけど、曲順が…)

  1. カザハネ
  2. Startup
  3. -HISTORIA-
  4. my home
  5. 遥かな空間へ
  6. break time
  7. 終わりのない旅
  8. ネプトリュード(正式タイトル略…)
  9. アトリエソングメドレー(白夜、ふゆみどり以外は1コーラス)
    • 白夜幻想譚
    • Eternal Story
    • もしも時を跳べたら
    • 夢を織る家
    • あめつちのことわり
    • ふゆみどり
  10. 星のいのち
  11. Hartes ciel, melenas walasye.
  12. いつかのひかり
  13. 夢色コースター
  14. 透明シェルター
  15. life
  16. LUNA
  17. Astral Flow
  18. あしあとリズム(ここまで本編、以下アンコール)
  19. schwarzweiß~霧の向こうに繋がる世界~
  20. 導きのハーモニー
  21. Melody Line

感想

霜月さんの歌う姿がずっと楽しそうで、この人は自身の作る音楽が本当に好きなんだなと、そしてその気持ちが10年間ずっと続いてきたんだなと、強く印象に残ったライブでした。

バンド演奏も素晴らしく、自分の席だとベースが良く聴こえてきて格好良かったです。あとバイオリンは美味しいパートが多くて、特にHISTORIAの間奏が印象に残ってます。

途中、霜月さんが影響を受けた色々な作品をウキウキと(笑)紹介するVTRがありましたが、twitter見てるとちらっと写ったものをめっちゃ特定してる人がいてすごい。吉田由香里さんの「夢は終わらない」のシングルがすごく懐かしかったです。

以下、曲ごとにいくつかピックアップを。

  • アトリエメドレー

何と言ってもまずはこれ!事前に告知があってから、曲目を色々予想しつつ楽しみにしてました。どの曲もすごく良かったです。

「もしも時を跳べたら」は、ずっとずっと聴きたかった曲で、今回のメドレーで入ってたらいいなと一番思っていたので、イントロの瞬間「きたー!」って思いました。

演奏中はスクリーンに各タイトルのパッケージイラストも出て、本当にアトリエを大事にしてくれてるなあと思いました。これからのアトリエでもずっと歌ってください!

  • my home

裏拍の手拍子が楽しい曲ですが、手拍子が止まるところで一斉に止まるのがすごかったです。

  • ネプトリュード

パートごとの声色の切り替えはライブでも完璧でした。すごい。冒頭の造語っぽいところの独特な歌声と、日本語パートの素直な歌声とのギャップが良いんですよね。

  • Hartes ciel, melenas walasye.

曲の前に掛け合いの予習がw 掛け合い後の手拍子は最初裏拍に行ったけど皆さんずっと表だったので合わせる感じで…いや、周りの人すみませんでした。

  • いつかのひかり

本来かけあい(?)なところを1人で歌ってて息継ぎが大変そうでした…

  • 夢色コースター

今回のライトの振りがムズい曲筆頭。サビ後半は把握してたけど間奏が激ムズ。というかこんな変拍子だらけの曲が音ゲーの曲なんですね…

  • Astral Flow

盛り上がる曲です!この曲はバンドサウンドもすごい。サビ最後の畳みかけるところ、特にドラムがめっちゃ格好良かったです。

  • schwarzweiß~霧の向こうに繋がる世界~

アルバム収録なのに本編で歌われなかった時点でほぼアンコール確定なわけですが…これ来たら立つよね!イントロ鳴った瞬間に立ち上がるよね!

  • あしあとリズム&Melody Line

本編ラストとアンコールラストで歌われた曲たち。霜月さんの想いが詰まった曲です。ライブ中は感動というよりはすごく楽しくて、帰ってから今聴くとじんわり。

グッズとか

当日買ってないのも混じってますが並べてみました。

パンフレットは対談がメインで、ガストショップ店長こと土屋暁さんとの対談もあります。

サインライトは発光がかなりキレイ(壁に立てかけると反射でキレイに写らない…)。ただ振っててすっぽ抜けそうだったのでストラップ持参がいいかも。色はボタンで変わりますが、ポリゴンショックみたいにビカビカ色が変わるモードもあるのでちょっと怖い。

缶バッジは歴代ジャケットの絵柄で1パックにランダム3種です。全15種だったかな?コンプする人もいそうですが私は記念に1パックだけ。

最後に

曲数を見ると大ボリュームなはずなのに、あっという間なライブでした。本当に楽しかったです。

10月のside RED、11月のside BLUEにも参加するのでそちらも楽しみです!GREENと比べると元から知っていた曲が少ないので、しっかりアルバムを聴き込んで予習して行きたいと思います。

「THE BRINK OF TIME 光田康典&Millennial Fair」参加レポ

行ってきましたー!初日の昼、1回目の公演です。

http://www.procyon-studio.com/20th_special/www.procyon-studio.com

チケット争奪戦が本当にすさまじくて…追加公演の最後の一般販売でどうにかゲットできたチケット。本当に行けて良かったです。

セットリスト

公式サイトより。

  1. 予感 → CHRONO TRIGGER → 時のみる夢 『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』より
  2. MELKABA 『ゼノギアス アレンジヴァージョン - CREID』より
  3. Sailing to the World 『Sailing to the World』より / Vo 霜月はるか
  4. ヴォルフィノーの市 『kiRite』より
  5. 風の約束〜花片の行方 『kiRite』より / Vo 井上愛
  6. SMALL TWO OF PIECES 〜軋んだ破片〜 『ゼノギアス』より / Vo サラ・オレイン
  7. 風の憧憬 - Piano Only 『クロノ・トリガー』より / Piano solo 谷岡久美
  8. Lime Odyssey - Piano Only 『Lime Odyssey』より / Piano solo 谷岡久美
  9. Beyond the Sky 『ゼノブレイド』より / Vo サラ・オレイン、Piano 下村陽子谷岡久美
  10. 人が語り継ぐ限り 『SOUL SACRIFICE』より / Vo サラ・オレイン
  11. 邂逅〜闇の帷 『kiRite』より
  12. オープニング → つぐない → 魔王決戦 『an cinniuint』より
  13. 黒執事 Book of Circus メドレー 『黒執事 Book of Circus』より
  14. - Ring - → 炎を駆けるラルゴブリッジ 『ソーマブリンガー』より
  15. astaroth-8-minute-note-mix 『SHADOW HEARTS』より
  16. Dream As One 『SARAH』より / Vo サラ・オレイン
  17. Radical Dreamers 〜盗めない宝石〜 『クロノ・クロス』より / Vo 霜月はるか
  18. BALTO 『ゼノギアス アレンジヴァージョン - CREID』より
  19. Pain 『ゼノサーガ エピソード I』より / Vo サラ・オレイン、Piano 谷岡久美
  20. 希望の名は 『kiRite』より / Vo 井上愛
  21. CHRONO CROSS〜時の傷痕〜 『クロノ・クロス』より
  22. 遥かなる時の彼方へ → クロノとマール 『クロノ・トリガー』より
  23. LAHAN 『ゼノギアス アレンジヴァージョン - CREID』より

演奏の感想

ただただ曲の良さと演奏のパフォーマンスに圧倒される、すさまじいライブでした。

時計の音で「きたー!」となり、演奏の迫力に圧倒されるクロノ3曲。美しいコーラスが印象的だったMELKABA。霜月さんの力強い歌声が響いたSailing to the World。などなど、どの曲も本当に素晴らしかったです。

ただでさえ人数が多いのに、複数の楽器を掛け持ちしてる人も多くて演奏にすごく厚みがありました。サラさんはメインヴォーカルをがっつり歌い上げた後のアウトロでヴァイオリン弾いてたりw あと神永さんが鍵盤弾いてるのは初めて見たかも。

「壺井さんの腕の筋肉すげえ…」「神永さんの肺活量すげえ…」「藤野さんの指さばきすげえ…」と、とにかく魅せに魅せるソロパート。周りの人はソロパートを手で指してアピールしたり、真ん前のポジションを避けたりして、ソロを目立たせてやろうっていう気持ちが伝わってきました。

演奏中もメンバー同士がアイコンタクトを取ってて、バッチリ合わせるぞ!っていうタイミングは一体感が伝わって来ました。特にDream As Oneの大サビに入るところ!ドラムの本橋さんだったり、吉良さんだったり光田さんだったり、誰がリードを取って合わせるっていうのが大事な場面ごとに共有されてて、全員がその人を信頼して合わせにいってる感じ。

霜月さんはSailing to the WorldとRadical Dreamersで全然歌い方が違うのが印象的でした。Sailing~は低めの力強い声で、Radical~は優しく語りかけるような声で、それはまさにオリジナルの歌手さんの特徴なんですね。霜月さんはオリジナル曲をどれだけ聴きこんでるんでしょう…w オリジナルの歌手さんへのリスペクトが伝わってくる素晴らしい歌でした。

アンコールは「何故セトリに入っていない!これは絶対アンコールだろ!」という感じでバレバレだった時の傷痕。そして遥かなる時の彼方へからのクロノとマールという反則級のコンボ。そして手拍子を求めながらも変拍子と拍子変更が地味にムズいLAHAN。

多岐にわたる作品から選曲され、光田さんの音楽が好きでたまらない演奏メンバーが集められた、まさに20年の活動を振り返る、素晴らしいライブでした。ありがとうございました!

その他

会場販売のパンフレットは、対談インタビューが本当に読み応えあります。基準ピッチの話がマニアックだけど面白い。あと霜月さんのプロフィールに代表作がアトリエとアルトネリコと書いてあってひそかに喜ぶガスト民w

演奏会の前も後も、twitterでの盛り上がりがすごくて、光田さんのファンは本当に多いんだなと改めて実感しました。光田さん本人や演奏メンバーもかなり頻繁にこの演奏会についてツイートしていて、それを読むのも楽しかったです。

あとはクロノトリガー&クロスのアレンジアルバムですね!しれっとチラシが挟んであって「え、これ初出情報だよね…?」と若干不安になりましたw 発売は10/14、非常に楽しみです。

そういえば同じくらいの時期に聖剣LOMのアレンジアルバムも出ますねー。クロノクロスと聖剣LOMは私をゲーム音楽の世界に引きずり込んだ作品なので(あとはテイルズオブレジェンディアとかクロノアとか…)、いまだにこうやって作品が支持されてCDも制作されるというのが非常に嬉しいです。

ACRYLICSTABライブ「深海に降る音8」参加レポ

6月28日、ACRYLICSTABワンマンライブ「深海に降る音8」@四谷三丁目メビウス に参加してきました!

前回参加した「最果てのMetanoia」と同じ場所にて。今回はゲストとして声優の中村桜さんが出演し、歌に物販に大活躍されてました。

セットリスト

  1. YOU AND ME
  2. 世界の果てまで
  3. Erika +
  4. TELEPORTNUMBER *
  5. 妄想の楽園
  6. カレイドスコープラネット *
  7. 悦冬
  8. INNERBEAT
  9. 夜が明ける前に *
  10. 軍艦行進曲 +
  11. ラブメディック +
  12. LOVELESS

+はゲスト参加曲、*は「マウスディーバクロス」からのカバー曲です。

感想

今回は中村桜さんゲスト参加ということで、参加者層にも声優ファンの人が多かったのかな?前回よりも手拍子などが頻繁に入って、客席の盛り上がりも高かったです。阿部さんいわく「メビウスサイリウムは初めて見た」らしいw

選曲もそういった参加者層を意識してか、マウスディーバクロスからのカバーが3曲。特に今回はカレイドスコープラネットがすごく良かった!この曲はACRYLICSTABとして演奏してもすごく良さそうだと、ライブで初めて聴いてから思っていたので、ここで聴けて良かったです。

ACRYLICSTABオリジナル曲の中では、INNERBEATのアコースティックアレンジがすごく良かったです。不規則に色んな音が鳴りながら曲が始まり、ぬるぬると進んで行く感じが好きです。

ゲスト曲のうちErikaと軍艦行進曲は中村桜さんの軍歌アレンジアルバム(!?)から。中村さん「軍歌のCD作りたいんです!」→阿部さん「作ればいいじゃん」ということで制作が進み無事完成したそうです。阿部さんかっけえ。第2弾も鋭意制作中とのこと。

それぞれ原曲(というか、伝統的なものに近そうな音源)を探してみましたが、特にErikaはかなりポップス調にアレンジされてました。

www.youtube.com

www.youtube.com

Uyuさん、阿部さんはじめ演奏陣のパフォーマンスは本当に素晴らしく、今回は特に持山さんが右手で鍵盤ハーモニカを弾きつつ左手でグランドピアノを弾いてたのが印象的でしたwあとカレイドスコープラネットの最後サビ中で2拍タメるところのUyuさんの動きが良かった。すごく良かった。

物販ではマウスディーバ1stと缶バッジを購入。中村さんによるクラゲ(かわいい)と、阿部さんによるネコ(かわいい…?)。世の中にはネコの絵を描くと鬼と言われる声優もいますが…

そんなこんなで、非常に楽しめたライブでした。次のライブも楽しみにしてます!

追伸

ライブの帰り道にふと思いましたが、アトリエ新作情報出たしガストプレミアムライブもそろそろないかなー…なんて。ACRYLICSTABを初めて見たのは昨年のガストライブなので、あれから1年経つのですね…。

ヴィーナス&ブレイブス演奏会が本当に楽しみです

2003年にナムコより発売されたゲーム「ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜」の単独演奏会が、来年1月に開催されることが告知されました!わっほい!これで来年まで生きられる。

VENUS&ECHOES

以下はtwitterの反響をまとめたものです。大作と呼ばれるほどの知名度はないゲームですが、今なおこれだけの反響があるのはすごいですね。

ヴィーナス&ブレイブス演奏会「VENUS&ECHOES」開催告知に沸き立つ騎士団員たち - Togetterまとめ

私もプレイをして、本当に良い作品だと思っているゲームです。この機会に色々懐かしみながらちょっと紹介したいと思います。

物語・キャラ

主人公ブラッドは、魔物と戦い、100年後に予言された災厄を退けるため、騎士団を率いて戦います。ブラッドはとある理由で不死身の身体となっていますが、仲間たちは年が経つごとに老い、やがて死んでいきます。

仲間キャラは、1人1人決められた名前を持ちイベントにも登場するキャラ達と、スカウトして加わるいわゆる汎用キャラがいます。汎用キャラは仲間同士で結婚し、その子供がさらに仲間に加わったりします。

名前付きキャラも汎用キャラも容赦なく老いて死んでいく のですが、そこがこのゲームの心に残る要素の1つです。名前付きキャラは師弟関係によって志を受け継ぎ、汎用キャラは親子関係によって能力を受け継ぎます。騎士団の歴史を作るすべてのキャラに愛着が湧きます。

戦闘システム

基本的にはターン制ですが、プレイヤーができるのは最初の隊列組みと隊列ローテーションの判断です。戦闘はランダム要素が少なく、敵が狙ってくるキャラもほぼ特定可能なので、隊列とダメージの推移をひたすら計算して、最適な決断をします。結果、戦闘準備のBGMを一番聴くハメになります。

あと 戦闘でHPがゼロになったキャラは容赦なく死にます 。なので、誰も死なすまいと思ってひたすら計算します。

キャラにはそれぞれジョブがあって、近接・遠距離・回復・補助・状態異常などなど様々な行動を取ってくれます。

汎用キャラの能力値は親の能力値に大きく影響するので、組み合わせ次第ではかなり強いキャラができます。高攻撃力の親から産まれた4連攻撃できるジョブとか超強いです。

音楽

音楽も本当に素晴らしいのですが、なんとこの作品、 フルサントラが発売されていません! 色々と大人の事情があったようで…?

非公式ではありますが以下で聴くのが一番手っ取り早いです。フルサントラが出てないのでしょうがない。あとこの動画コメントが面白いです。ゲームやったことある人は色々懐かしくなります。

[作業用BGM] ヴィーナス&ブレイブス ‐ ニコニコ動画:GINZA

この曲たちがたっぷり生演奏で聴けるわけですね…!私は#1:54~の「Prepare for Action」(戦闘準備のBGM)が一番好きです。

ちなみに販促ムービーはこちら。

ヴィーナス&ブレイブス 販促用ムービー ‐ ニコニコ動画:GINZA

前回の演奏会

実はこのゲームの楽曲は昨年12月にシュデンゲンアンサンブルさんが演奏されています。私も聴きに行きました。

室内楽による765の調べ 感想まとめ - Togetterまとめ

その際にも監督さんがゲスト登壇して色々話されていましたが、この演奏会での反響が、今回の開催の後押しとなったそうです。ファンとして本当にありがたいことです。

と、いうわけで

ゲームも演奏会も、本当にオススメです。監督さんは会場広めだから早々に完売はないって言ってたけど、719席くらい余裕で埋まるんじゃないですかね…がんばってチケット確保したいと思います。