Ultimate Rondo

アトリエシリーズとゲーム音楽とその他いろいろ

「THE BRINK OF TIME 光田康典&Millennial Fair」参加レポ

行ってきましたー!初日の昼、1回目の公演です。

http://www.procyon-studio.com/20th_special/www.procyon-studio.com

チケット争奪戦が本当にすさまじくて…追加公演の最後の一般販売でどうにかゲットできたチケット。本当に行けて良かったです。

セットリスト

公式サイトより。

  1. 予感 → CHRONO TRIGGER → 時のみる夢 『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』より
  2. MELKABA 『ゼノギアス アレンジヴァージョン - CREID』より
  3. Sailing to the World 『Sailing to the World』より / Vo 霜月はるか
  4. ヴォルフィノーの市 『kiRite』より
  5. 風の約束〜花片の行方 『kiRite』より / Vo 井上愛
  6. SMALL TWO OF PIECES 〜軋んだ破片〜 『ゼノギアス』より / Vo サラ・オレイン
  7. 風の憧憬 - Piano Only 『クロノ・トリガー』より / Piano solo 谷岡久美
  8. Lime Odyssey - Piano Only 『Lime Odyssey』より / Piano solo 谷岡久美
  9. Beyond the Sky 『ゼノブレイド』より / Vo サラ・オレイン、Piano 下村陽子谷岡久美
  10. 人が語り継ぐ限り 『SOUL SACRIFICE』より / Vo サラ・オレイン
  11. 邂逅〜闇の帷 『kiRite』より
  12. オープニング → つぐない → 魔王決戦 『an cinniuint』より
  13. 黒執事 Book of Circus メドレー 『黒執事 Book of Circus』より
  14. - Ring - → 炎を駆けるラルゴブリッジ 『ソーマブリンガー』より
  15. astaroth-8-minute-note-mix 『SHADOW HEARTS』より
  16. Dream As One 『SARAH』より / Vo サラ・オレイン
  17. Radical Dreamers 〜盗めない宝石〜 『クロノ・クロス』より / Vo 霜月はるか
  18. BALTO 『ゼノギアス アレンジヴァージョン - CREID』より
  19. Pain 『ゼノサーガ エピソード I』より / Vo サラ・オレイン、Piano 谷岡久美
  20. 希望の名は 『kiRite』より / Vo 井上愛
  21. CHRONO CROSS〜時の傷痕〜 『クロノ・クロス』より
  22. 遥かなる時の彼方へ → クロノとマール 『クロノ・トリガー』より
  23. LAHAN 『ゼノギアス アレンジヴァージョン - CREID』より

演奏の感想

ただただ曲の良さと演奏のパフォーマンスに圧倒される、すさまじいライブでした。

時計の音で「きたー!」となり、演奏の迫力に圧倒されるクロノ3曲。美しいコーラスが印象的だったMELKABA。霜月さんの力強い歌声が響いたSailing to the World。などなど、どの曲も本当に素晴らしかったです。

ただでさえ人数が多いのに、複数の楽器を掛け持ちしてる人も多くて演奏にすごく厚みがありました。サラさんはメインヴォーカルをがっつり歌い上げた後のアウトロでヴァイオリン弾いてたりw あと神永さんが鍵盤弾いてるのは初めて見たかも。

「壺井さんの腕の筋肉すげえ…」「神永さんの肺活量すげえ…」「藤野さんの指さばきすげえ…」と、とにかく魅せに魅せるソロパート。周りの人はソロパートを手で指してアピールしたり、真ん前のポジションを避けたりして、ソロを目立たせてやろうっていう気持ちが伝わってきました。

演奏中もメンバー同士がアイコンタクトを取ってて、バッチリ合わせるぞ!っていうタイミングは一体感が伝わって来ました。特にDream As Oneの大サビに入るところ!ドラムの本橋さんだったり、吉良さんだったり光田さんだったり、誰がリードを取って合わせるっていうのが大事な場面ごとに共有されてて、全員がその人を信頼して合わせにいってる感じ。

霜月さんはSailing to the WorldとRadical Dreamersで全然歌い方が違うのが印象的でした。Sailing~は低めの力強い声で、Radical~は優しく語りかけるような声で、それはまさにオリジナルの歌手さんの特徴なんですね。霜月さんはオリジナル曲をどれだけ聴きこんでるんでしょう…w オリジナルの歌手さんへのリスペクトが伝わってくる素晴らしい歌でした。

アンコールは「何故セトリに入っていない!これは絶対アンコールだろ!」という感じでバレバレだった時の傷痕。そして遥かなる時の彼方へからのクロノとマールという反則級のコンボ。そして手拍子を求めながらも変拍子と拍子変更が地味にムズいLAHAN。

多岐にわたる作品から選曲され、光田さんの音楽が好きでたまらない演奏メンバーが集められた、まさに20年の活動を振り返る、素晴らしいライブでした。ありがとうございました!

その他

会場販売のパンフレットは、対談インタビューが本当に読み応えあります。基準ピッチの話がマニアックだけど面白い。あと霜月さんのプロフィールに代表作がアトリエとアルトネリコと書いてあってひそかに喜ぶガスト民w

演奏会の前も後も、twitterでの盛り上がりがすごくて、光田さんのファンは本当に多いんだなと改めて実感しました。光田さん本人や演奏メンバーもかなり頻繁にこの演奏会についてツイートしていて、それを読むのも楽しかったです。

あとはクロノトリガー&クロスのアレンジアルバムですね!しれっとチラシが挟んであって「え、これ初出情報だよね…?」と若干不安になりましたw 発売は10/14、非常に楽しみです。

そういえば同じくらいの時期に聖剣LOMのアレンジアルバムも出ますねー。クロノクロスと聖剣LOMは私をゲーム音楽の世界に引きずり込んだ作品なので(あとはテイルズオブレジェンディアとかクロノアとか…)、いまだにこうやって作品が支持されてCDも制作されるというのが非常に嬉しいです。