ソフィーのアトリエ、発売から1ヶ月ほどが経ちました。私は普通にプレイしたり、検証したり、ダメージの乱数吟味したりしてましたが、昨日のDLCで大量の特性が追加され、遊び倒すにはまだまだやることがたくさんあるな…という感じです。ガストちゃん、今回も素晴らしいアトリエをありがとうございます。
さてさて今回の記事はソフィーの音楽についてです!ガストサウンドチームの追っかけと化している私が作曲者さんと曲についてひたすら語る記事です。
作曲者さんについて
ソフィーの音楽は、ボーカル曲を除けば以下の5名の方が作曲されています。メンバーが多いのはよるくにとの並行制作だった面もあるかもしれませんが、とても強力な体制ですね。
- 柳川和樹 さん
- 浅野隼人 さん
- 阿知波大輔 さん
- 矢野達也 さん
- 阿部隆大 さん
柳川さん、浅野さん、阿知波さんはシャリーでも参加されていたのでお馴染みですね。アトリエとしては柳川さんはトトリから、浅野さんはエスカ&ロジーから、阿知波さんは初代マリーから、の参加です。今作でもそれぞれの持ち味が存分に活かされた素晴らしい楽曲を作ってくださいました。
矢野さんはアトリエには今作から参加されています。よるのないくにの効果音担当もされていたようですね(スタッフロールより)。バトル曲、フィールド曲、そして主人公のテーマ曲(!)などなど大活躍です。
阿部さんはACRYLICSTABとしてエスカ&ロジーとシャリーに参加、そして今作はBGM作曲として参加されています。ガスト外の参加ながら、作られた楽曲はまさにアトリエサウンド!黄昏でも参加され、ガストライブでもバンマスを担当された阿部さんならでは、だと思います。
さて今回は各作曲者さんの楽曲を3曲ずつ、計15曲紹介したいと思います。ボーカル曲は今回は除きます。サントラを持ってない人は買うですの!
柳川さん担当曲
A Piece of Pie
レベルの低い敵との通常戦闘曲。検証だと青ぷにやマンドラゴラ相手にひたすらデータを取るので、この曲をよく聴いてます(笑)
戦闘曲らしい緊迫感はあまりなく、まさに楽勝!というイメージ。サビの優美なメロディが大好きです。裏拍で鳴らしてくるブラスも良いですねー。
きらめく湖面
水辺の採取地の曲。初めてこの曲が流れるマップに入ったとき、3ループくらい放置して聴いちゃいました。
リコーダーとアコギというとてもシンプルな構成。サントラでいう0:56からのフレーズがとにかく好きなんです。その後にリコーダーが同じメロディを吹くところもたまらない。
夜はピアノとストリングスの構成になります。メロディもちょっとだけ変わってたり。
騎士の休日
3曲目はどれにするか悩みましたが、ジュリオのテーマ曲。キャラ紹介動画が公開されたときから良いな良いなと思っていた曲です。
メロディももちろん好きなんですが…メロディを交代しながら独立に動いていた笛とストリングスが、0:54でユニゾンになるところ!ここがすごく良い!
ちなみに前作シャリーに「戦士の休日」という曲がありまして。こちらも青年キャラ(コルテス)のテーマ曲で柳川さん作曲です。なんとなく意識したところはあるのかなー、なんて思ったり。
浅野さん担当曲
雲雀東風
同等レベルの敵との通常戦闘曲。PVで使われたときから人気の非常に高い曲です。
キャッチーなイントロから、メロディアスに進むパート、そしてどこまでも突っ走るサビ!個人的には1:18からのギターフレーズがたまらなく好き。イントロのフレーズに戻ってきたときの「まだまだいくぞー!」な感じも良いですね。
エリーゼのテーマソング。
とても優しい曲で、後半は少し盛り上がるものの、変化も穏やか。本というものに一途で、そのせいかインドアなイメージもあるエリーゼにぴったりな曲です。Bメロ相当の部分のアコギが特に好き。
もう1人のメガネっ娘のテーマソングも好きなのですが…そちらはボーカルアルバムの感想記事でも書けるのでそちらに。
コルネリアのテーマソング。
時にちょっと迷走しながらも、前向きにがんばるコルネリアのイメージにぴったりな曲です。イベントでもオルゴールの曲がコルちゃんからすごく大事にされてて、これは作曲者さんも嬉しいだろうなーと思ってたら案の定の音楽堂コメントでした。
前作のミルカの曲「小手鞠」「雛菊と鈴掛」にちょっとイメージが近いかも。あちらも非常に良い曲です。
阿知波さん担当曲
Juno
エレメンタルボスとの戦闘曲。光のエレメンタルは初撃破時は苦労しました…
いわゆる「いつもの阿知波さん」と「いつもの阿知波さん曲の平松さん」です。クサメロ全開で熱く盛り上げる、非常に良い意味でのゴリ押しだと思います、阿知波さんのこういう曲は(全力でほめてます)!
近作のアトリエではお馴染みの曲調ですが、楽器構成と雰囲気がほぼ同じ曲なのにそれぞれの曲に個性が出るのは、やっぱりメロディの鮮烈な印象だと思うんですよねー。
春風のポーレチカ
後半アトリエ曲。お着替えしーたよー。
毎回アトリエ曲は調合を色々考えてる時にずっと聴くことになるのですが、この曲はつい歌ってしまいます。特に間奏入る前のフレーズがお気に入りでいつも歌います。
ちなみに、間奏部分は初代アトリエ曲「只今お仕事中!」のフレーズが入っています。手元のサントラ音源同士だと、ポーレチカの1:39とお仕事中の1:21を比較すると一番分かりやすいかと思います。
おかしな二人
メクレットとアトミナのテーマソング。
阿知波さんのこういう曲調だとギャグシーンの曲にもありそうですが、この曲はわりとシリアスな謎めき方です。0:36あたりからの高音・低音(中音?)2パート掛け合いは、メクレットとアトミナをイメージしたのかなと思ったり。
矢野さん担当曲
Cliffhanger
レベルの高い敵との通常戦闘曲。難易度HARDの初見プレイだとこの曲が流れたらだいたい死んでました。
とても格好良い曲です!様々なパートがメロディを取っていく様子は、まるでアシストアタックのようです。1:36のメロディが大好き。
強い敵に、パーティで力を合わせて立ち向かおう!という気分になれるような曲です。
やってみよう!
ソフィーのテーマソング。
この曲はどこのフレーズも好きで…でもやっぱり1:19からのバイオリンが飛び跳ねるところが一番好きです。表情豊かなソフィーのイメージ。
「こんなにアホの子じゃないです」と没になった初期バージョンも気になります(笑)
えっ、ちょ、ちょっと!??
ドタバタ系ギャグシーンの曲。プラフタに手足を生やすイベントの印象が強いです。
他にも良い曲たくさんあるのに何故ギャグ曲をって感じですが、「ドタバタ曲なのにメロディアス」ってのが好きなんです!
柳川さんの曲ですが、エスロジアニメの「てんやわんわん」を思い出しました。
阿部さん担当曲
戦下の一撃
汎用ボス戦闘曲。
イントロでボスが登場し、不穏なメロディでコマンドを入力して敵の攻撃を耐え、サビで攻撃!と完全にゲームの戦闘の流れが曲の中でできています(笑)元からのゲーム音楽屋さんじゃないのに、こういうところを大事にしてくれる阿部さんの音楽が好きです。一番好きなメロディはやっぱりサビ。
ワールドマップ曲。
地面を踏みしめて道を進んで行くような前半と、急に美しい景色が開けたかのようなサビ。まさに旅ですね。
そういえば最初この曲が公式サイトで公開されたとき、ちょっと中河さんの曲っぽいなあと思ったんですよね。なんとなくトトリの世界のようなイメージも、ちょっとだけしませんか…?
Bar Time(Bustling)
酒場の曲。休日の夜にかかるちょっと賑やかなバージョンです。
オシャレです!この曲に限らずカフェの曲はどれも好きです。あくまで店内のBGMという感じで穏やかですが、1:25の盛り上がるところがすごく好き。
今作は実際に演奏隊はいませんが、曜日ごとに酒場に演奏隊がいてBGMが変わる、というのはザールブルグの演出でありましたね。この曲を聴いてそれを思い出しました。
おわりに
曲を聴きながら書いていたら3時間ほど経ってしまいました…。「ここのメロディが好き!」っていうのは曲を聴くたび思うのですが、それを言語化するのは難しいです。
紹介しきれなかった曲も含めて、素晴らしい曲揃いのソフィーのアトリエBGM!ボーカルアルバムのほうも、そのうち感想記事を書きたいです。
完全な自己満足記事ですが、もし読んでくださった方がいましたら、ありがとうございました。